今年の目標は・・

ズバリ、眠る亀のポーズ、スプタ・クールマーサナができるようになること。

現在、なんとか亀のポーズまではできるようになったけど、両足を背中に回すところまではまだまだ。かかとが頭のてっぺんくらいまではくるけど、肩をぐいと入れこむことができない。肩を入れた瞬間に背骨がボキッと折れそうでコワイのです。

このポーズ、足の長い人は有利ですよね。おれみたいな短足には向いてない・・というかヨガのポーズは手足の長いインド人が考案したものなので、難易度が高くなればなるほど胴長短足の日本人にはいっそう難しく感じられるのです。と、これは言い訳になってしまいますが。

そのほかにもチャレンジしたいポーズ、完成度を高めたいポーズ、いろいろありますが、それは追々。

ヨガを始めて早7年

ヨガを始めたのは2013年頃、45歳か46歳くらいの時だったと思う。正確にいつ始めたかというのは今となってははっきりと思い出せませんが、ヨガを始めて今年でかれこれ7年くらいたったんじゃないかと思う。始めた時の年齢が年齢だったので最初はホントなーんにもできなかった。開脚なんて45度どころか30度くらいしか開かなかったし、前屈どころか長座すると後ろにひっくり返ってた。

それでも最初の4、5年は毎朝5時に起きて最低でも30分、休日は1時間ほど自己流でポーズ練習してました。冬の5時はまだ真っ暗で、お星さまがキラキラ夜空に輝いて、月の出てる夜は月光が部屋に差し込んで神秘的な空気に包まれた。逆に夏は4時でもう明るいので5時からポーズ練習で汗だくだくになったけど。

その頃はあちこちよくけがしてました。特に内転筋とハムストリングスはしょちゅう。ビリッなんて音がしたこともあった。そうなると最低でも3日、長いと一週間は何もできないけど、ごまかしながらけっこうポーズ練習してたかな。けがしたところには湿布を貼るくらいで医者には行かなかった。

前屈で胸がおなかにつくまでにだいたい3年、水平開脚で胸が床にぺったりつくようになるまで5年。最近になってやっと前後開脚がビシッときまるようになった。ここまでくるのに丸々7年かかったことになります。前後開脚なんて練習を始めたころは3か月くらいでできるようになるんじゃないかと思ったけど、結局3年くらいかかった。年齢が年齢だけにしかたないと思うけど、ずいぶん長い道のりでした。よくも途中で挫折せずにここまで続けてこられたな、とちょっと感慨深かったりして。

現在ではポーズ練習はだいたい2日に一度。時間も朝だったり夕方だったり、30分のときもあれば1時間以上するときもある。もうあちこちの関節や筋肉をいためることもほとんどなくなったし、限界でキープしてもうすこし頑張る、という感覚も身についた。ただ、そうは言ってもなかなか上達しないのは相変わらずなんですが。

今にして思うのが、どうしてこんなに長く続けることができたんだろう、ということ。ほとんどひとりぼっちの練習だったし、よく7年も続いたなと思う。結局、ヨガのポーズ練習が自分にあっていたということでしょう。それより何より自分がどうしてヨガを始めたのか、その動機が今となってはさっぱり思い出せません。なんでおれ、ヨガなんて始めたんだろ?

7年後は60歳になる。その年齢まで続けられるかどうかわからないけど、もし続いているとすれば、今年というか来年がターンの年ということになります。

意外に効果的だった八の字回転

吉田始史著『仙骨姿勢講座』P212,213より。

股関節を緩める方法として、立った姿勢で腰(股関節)をクローバーのように回転させる方法が紹介されてた。

いわゆる腰をフリフリする体操だけど、これが意外に効果的だった。5分ほどフリフリした後に開脚をしてみると、とてもスムーズに脚が開く。いつもなら開脚するたびにゴリッ、ゴリッなんて股関節が音をたてるんだけど、それがまったくなし。前後開脚も同様にピタリと決まった。

「効果は間違いなくある」と著者が断言している通りだった。

本来のやりかたは腰を四葉のクローバーのように回転させるようですが、前後で8の字、左右で8の字をそれぞれ分けてやっても効果はまったく変わらないと思う。即効性があるところがうれしい。最も効果のあがるのはお風呂。毎日やると効果てきめん。ただし、最低でも5分はやらないと効果は実感できないかも。